初代理事長のご挨拶

特定非営利活動法人浜寺公園駅舎保存活用の会について

平成20年9月に、堺市が「浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅 駅舎保存活用構想」を策定して、南海本線の連続立体交差事業で撤去される駅舎の保存と活用が、地元の手で行うことが決まりました。二つの駅舎のうち、浜寺公園駅の駅舎については、保存活用事業を受託する受け皿として、当 NPO 法人の設立が企画され、堺市の認証を受けて、平成 24年4月2 日に登記が完了しました。

その後 4 年半が経過して、連続立体交差事業も、用地の準備がほぼ完了して、本格的に工事に取りかかる段階に入っております。本年 1 月には仮駅舎が完成して、それまで使用していた駅舎での業務が終了しました。その後、この駅舎を工事に支障が無い場所に移設して保存活用するための準備が進行しています。

その中で、平成28年9月30日に、堺市と南海電鉄と NPO 浜寺公園駅舎保存活用の会が所属する浜寺昭和校区まちづくり協議会の間で「浜寺公園駅舎試験活用事業に関する協定書」が調印されて、10 月1日に事業が発足しました。この試験活用事業は、連続立体交差事業の進捗に合わせて、約 7 年間にわたり継続して実施されます。その後、新しい高架駅が完成にすると、駅舎は新駅の玄関口に設置されて、本格的な保存活用事業として運用されるようになります。

当法人は、国の登録有形文化財である浜寺公園駅舎を利用して、様々な事業を展開して地元住民のみならず、広い地域からの訪問客も来て頂いて、お互いの交流を深めて、活力あるまちづくりを推進致します。

この駅舎の活用事業の開業は、平成29年末に予定されています。それまでの準備の手始めとして、このホームページを開設致しました。お気軽にご訪問頂き、当会の活動や浜寺の歴史などをご覧いただければ幸いです。駅舎の活用計画では、ギャラリーやカフェ・ライブラリーなどの営業を致します。また、その他の催し物などのご案内も掲載致します。


平成28年11月
初代理事長 平山芳弘

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